2/25(土)第4回「制度と統治」部会:「政治経済学を教育するために」

近年本学会でも経済学教育に関する大会報告セッションが幾度となく組まれ、様々な議論がなされてきました。前会長の八木紀一郎氏は昨年、経済理論学会の機関誌『季刊 経済理論』において、欧米の経済学教育に関する論文を投稿され、話題を呼びました。また本学会の機関誌であるEIERにおいても、これまた八木前会長の呼びかけによる経済学教育の特集が組まれる予定です。

こうした経済学教育のあり方を巡る議論は、研究機関に属する研究者のみならず、市井の研究者の方たちにとっても大きな関心を引いています。一例を挙げるならば、昨年出版された前田裕之著『経済学の壁 教科書の前提を問う』(白水社)は、理論の詳細に踏み込みつつ、経済学教育のあり方に一石を投じる好著であり、異例の販売数を上げているとのことです。

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【動画】SMTシンポジウム “Microfoundations of Evolutionary Economics”

Shiozawa, Yoshinori; Morioka, Masashi; Taniguchi, Kazuhisa, Microfoundations of Evolutionary Economics, Springer, 2019(通称:SMT)

【趣旨】

このシンポジウムではSMTの3名の執筆者からその狙いや意義,進化経済学や経済学における課題などをご提起いただき,コメンテータからのコメントを交えながら,参加者間でSMTをどのように学び,活かし,あるいは批判していくのか,相互理解を深めていきたいと考えています。SMTをめぐっては,Evolutionary and institutional economics reviewでの井上義朗先生の書評,Review of evolutionary and political economyでのマーク・ラヴォアの書評,Metroeconomicaでも国内外の研究者によるシンポジウムが企画されるなど,国際的にも大きなインパクトを与えています。

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2023年1月21日 (土)2022年度 第3回「制度と統治」部会

テーマ:現代社会経済への新視角—「制度」こそが重要なのだ—
日 時:2023年1月21日 (土曜日) 13:30〜18:00
場 所:追手門学院大学・茨木総持寺キャンパス・A411教室【オンライン併用、URLは下記】
https://www.otemon.ac.jp/guide/campus/access.html

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2023年1月7日「制度と統治部会」島倉原氏『MMT講義ノート』書評会

本年(2022年)6月、ランダル・レイ『MMT現代貨幣理論入門』の監訳者として知られているクレディセゾン主任研究員の島倉原氏が『MMT講義ノート』を出版されました。この本では、MMTを基礎にしながらも、島倉さん自身のユニークな貨幣論が示されています。その中で、本部会のメンバーも関わった、レギュラシオン理論(ブリューノ・テレ)の貨幣論も検討されています。また、この本では、景気循環論を導入して日本経済の長期停滞を分析し、かつ、MMTが提案する政策を批判的に検討しながら、やはり島倉さん自身の政策パッケージが示されており、長期停滞の理論的な分析と具体的な処方箋が合わさった本になっています。この本の書評会を通じて、私たちの貨幣論や政策を省察・発展するための着想を得たいと考えています。

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現代日本の経済制度部会第3回研究会のご案内(オンライン配信URL付)

進化経済学会会員のみなさま

 進化経済学会現代日本の経済制度部会では,ケインズ学会中部部会との共催で,今年度3回目の研究会を下記のとおり開催いたします。
 現在のところ対面とオンラインを併用したハイブリッド開催を予定しています(ただし,新型コロナウイルス感染症の状況により,オンライン開催となる場合があります)。

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11/12「制度と統治」部会:金森絵里著『原子力発電の会計学』合評会

進化経済学会会員の皆様

関西大学の北川亘太と申します。

少し先の話になりますが、11月12日(土)の「制度と統治」部会の開催をお知らせします。

本年3月、立命館大学の金森絵里先生が『原子力発電の会計制度』を出版されました。

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オンラインワークショップ開催9月10日、11日のお知らせ

会員各位

有賀でございます。
立秋も過ぎたところですが、皆様ご清祥のことと存じます。

6月にJAFEEモノグラフシリーズEESCSより
Digital Designs for Money, Markets, and Social Dilemmas
https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-19-0937-5
を公刊いたしました。

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9/3現代日本の経済制度部会第3回研究会(SMTシンポジウム)のご案内

進化経済学会・現代日本の経済制度部会では本学会会員,塩沢由典先生,森岡真史先生,谷口和久先生が2019年に出版されたShiozawa, Yoshinori; Morioka, Masashi; Taniguchi, Kazuhisa, Microfoundations of Evolutionary Economics, Springer, 2019(通称:SMT)をめぐってシンポジウムを9月3日土曜日に東京で開催いたします。

このシンポジウムではSMTの3名の執筆者からその狙いや意義,進化経済学や経済学における課題などをご提起いただき,コメンテータからのコメントを交えながら,参加者間でSMTをどのように学び,活かし,あるいは批判していくのか,相互理解を深めていきたいと考えています。SMTをめぐっては,Evolutionary and institutional economics reviewでの井上義朗先生の書評,Review of evolutionary and political economyでのマーク・ラヴォアの書評,Metroeconomicaでも国内外の研究者によるシンポジウムが企画されるなど,国際的にも大きなインパクトを与えています。

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5/22: 現代日本の経済制度部会

現代日本の経済制度部会は5/22に九州大学の浦川邦夫先生と大月短期大学の内藤敦之先生をお招きして,「ウェルビーイングと人間形成主導型成長レジームの基盤を考える」研究会を開催いたします。

参加は自由ですので,ご関心をお持ちの方は奮ってご参加ください。宜しくお願い致します。

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