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観光学研究部会からのお知らせ

観光学研究部会の井出でございます。

第31回 観光学研究部会を以下の要領で行います。

学会当日の夜なので、なぜ昼間の企画セッションに組み込まないのかという
ご意見もあるかと思いますが、部会としては申請したものの、
様々な理由によって京都大会実行委員会(佐々木啓明実行委員長)から
却下されてしまいました。
しかし、リンク先の趣旨説明にある通り、「進化」の観点から京都大学でぜひ
開催しておきたいと周囲に相談したところ、経営管理大学院の公式行事として
3月26日の18時から開催していただけることになりました。
招待講演者である丹羽良徳画伯は、現在文化庁の派遣でウイーン在住ですが
今回の一時帰国の機会を利用してご講演をお願いしました。
作品は多岐にわたりますが、以下のリンクが今回のテーマに近いかと思いますので
参加を検討されていらっしゃる方はご高覧いただけますでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=svXV9J1Ixn4
下は朝日新聞のモスクワ支局の記者がアップした映像ですが40秒あたりから丹羽画伯が登場します。
https://www.youtube.com/watch?v=xWMExZxujp8

パネルディスカッションには八木紀一郎先生も参加されますので、学会員のみなさまに於かれましては
お疲れとは存じますが、ぜひ日曜日の夜もお付き合いいただければと存じます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

****観光学研究部会第31回研究会******
今回は京都大学経営管理大学院
およびグローバルビジネス学会 ホスピタリティ部会
        との共催で、京都大学にて行います!

テーマ:旧・現共産主義諸国と観光動向 - もうひとつの聖地巡礼
 作品紹介 加須屋明子(京都市立芸術大学教授)「丹羽作品の現代的価値」
【招待講演】
 アーティスト 丹羽良徳
  「2010年代よりコミュニズムへの応答
          ー社会学的手法を超えて」

 パネルディスカッション
 「共産主義諸国における観光実務および観光学について考える」
   パネリスト
   前川佳一(京都大学経営管理大学院 特定准教授)
   井出 明(追手門学院大学経営学部 准教授)
   八木紀一郎(京都大学名誉教授、摂南大学長)[八木名誉教授は学会業務のため途中から参加]
日時 2017年3月26日(日曜日)18:00-20:00
場所 京都大学経営管理大学院  総合研究棟2号館1階大講義室(リンク先34) 
企画趣旨  近代観光は、19世紀のトマス・クックによるツアーを起源とし、労働者に適切な休暇を与え、それによって生産性の向上を目指したという意味で、極めて資本主義的な特質を有していた。20世紀に入り、各地で共産主義・社会主義国家が成立すると、各国の政府は労働者の健康に関して配慮を示す必要上、保養所が多く作られるとともに、十分な休暇を取るように政策的な手当がなされた。
 近代の労働問題を考える上で、各国の共産党が労働者の処遇上、「観光」をどのように捉えていたのかは明らかにするべき論点であったが、日本においてはこれまでのところ十分に顧みられた形跡がない。
 また、現在では、旧東欧圏をはじめとして、共産主義国家であったことをノスタルジーとして楽しむ形態の観光も流行するとともに、スイスなどは冷戦時代の核シェルターを観光資源として活用している。
 このように考えると、20世紀最大の思索の対象であった共産主義に関して、観光学の観点からこれまで考察をしてこなかったことのほうが不思議ですらある。こうした学問上の要請に答えるため、「旧・現共産主義諸国と観光動向 - もうひとつの聖地巡礼」と題した企画セッションを今回開催する。
 招待講演者として、まさに旧・現共産主義諸国の現実を作品によって浮かび上がらせた丹羽良徳画伯をお招きするとともに、ホスピタリティの立場から前川、ダークツーリズムの観点から井出、マルキシズムの視座から八木がコメントを付した上で、最後は全体討論を行う。
https://sites.google.com/site/evolutionandtourism/home
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