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企業・産業の進化研究会のご案内(4月8日19:00~21:00)

進化経済学会 会員の皆様
企業・産業の進化研究会の皆様

4月8日(水)19:00~21:00に「企業・産業の進化研究会」を開催いたします。
ご多忙のことと存じますが、是非ご出席くださいますようご案内申し上げます。
準備の都合上、ご出席の方はご返信いただけますと幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

タイトル:古典派経済学、進化経済学の根底に流れる共通した経済観(非均衡経済学、過程
分析)に関して
ご発表:吉井 哲先生(名古屋商科大学)

要旨
 現代ミクロ経済学の経済学観になった原因(分岐点)はどこか?
どうしてそうなったのか?古典派経済学における需要と供給の理論の新解釈。
中心的には、J.S.ミル需給原理での「equation」解釈。
「equation」には「方程式」と「等式」の2つの意味が
あるが、前者をミルが考えていたわけではない。
方程式と考えると、ミル体系は部分均衡理論の先駆けとなるが、
よく読むとJ.S.ミルの体系はそうではない。体系的には、J.ロビンソンが「運動
のまさに過程そのものが運動の行き先に作用を及ぼす」と述べたような経済学観
であり、「過程分析」である。
フレミング・ジェンキンやマーシャルがミルの需給原理と相互需要説を誤読し、
限界革命以前に新古典派経済学観がすでに形成されていたことを指摘。そして、
ここが分岐点と考えられる。
一方、ジェヴォンズやJ.R.コモンズは古典派を正しく理解していたように思われる。

参考 
塩沢・有賀編(2014)『経済学を再建する-進化経済学と古典派価値論』「第8章
 価格と数量の同時決定体系ヘの転換―経済学観の分岐点―」
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場所:東京大学ものづくり経営研究センター(http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/access/index.html

*今年度のご案内は、東京大学ものづくり経営研究センターの辺、許の二人が対応いたします。

東京大学大学院経済学研究科ものづくり経営研究センター
許 経明 jingmingshiu@gmail.com
辺 成祐 buddybyun@gmail.com