3月4日(水)進化経済学会「企業・産業の進化研究部会」開催案内

進化経済学会会員各位

いつも大変お世話になっております。東京大学MMRCの黄でございます。
さて、来たる3月4日(水)に開催されます進化経済学会・部会の「企業・産業の進化研究部会」につきまして、下記の通り案内申し上げます。
当日飛び入りでのご参加も大歓迎でございます(参加費無料)。
何卒宜しくお願い申し上げます。
                                      ―記―
■日時:3月4日(水) 18:30~20:00
■場所:東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC)
     東京大学経済学研究科 学術交流棟(小島ホール)5階(中会議室)
■研究発表
<発表者>
Prof.John Paul MacDuffie
The Wharton School, University of Pennsylvania
<発表タイトル>
「Why ‘Autos Plus Tech’ Is the Best Path for Automated Vehicles」
<発表要旨>
For more than a century, the business of moving people has been dominated by the automobile, with major automakers manufacturing vehicles and selling them to consumers. It has always been a capital-intensive business with extremely low margins. Now this business is on the cusp of dramatic technological change. A new vision has emerged where mobility is a service, enabled by automated vehicles (AVs) that are accessed on demand and operate without the need for human drivers. The new entrants — which include tech giants Google and Apple, ride-hailing pioneers Uber and Lyft, and suppliers such as Nvidia and Mobileye — have technological expertise, ready access to engineering talent, and deep venture-capital pockets on their side. Many observers, including prominent Wall Street analysts, think tech challengers from Silicon Valley will have the upper hand over auto companies.
In our view, however, that outcome is by no means assured. The most important question isn’t “Who will win?” but “How do you win?” Having studied the history of supply chains, the dynamics of competition and value migration, and the diffusion of new technologies in the automotive industry (and other manufacturing sectors), we think the future of mobility isn’t autos versus tech, but autos plus tech, based on collaborations that weave together products, services, and business models to meet the needs of individual users across wide-ranging use cases.
ご多用のところ恐れ入りますが、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

観光学研究部会からのご案内

進化経済学会の皆様
観光学研究部会の井出でございます
以下の要領で2月11日に研究会を開催する予定でおります。
学会員の皆様の幅広い参加をお待ち申し上げております。
懇親会も予定しておりまして、
助成団体である「サントリー文化財団」様のご厚意により
ご招待させていただきます。
懇親会会場は申し込みいただいた方に個別に連絡させていただきます。
末尾のリンクからお申し込みいただけますでしょうか。
私も一時帰国する予定でおります。
皆様よろしくお願い申し上げます。
進化経済学会観光学研究部会
第42回研究会
特別講演:海老宏亮氏(電気新聞 記者)
「日本の電気事業と北陸」
招待講演:前田洋介氏(新潟大学 准教授)
「地域区分について考えるー新潟・北陸・中部地方に着目してー」
日時 2020年2月11日(火曜日:祝日)15:30-17:30
場所 金沢市安江町11-13 ロイヤル山田 https://www.spacee.jp/listings/15129
※    今回は会場が狭いため、参加を学会員および直接の紹介者に限定させていただきます。
https://sites.google.com/site/evolutionandtourism/

金沢大学国際基幹教育院 准教授

ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員
(3月末まで在米)
 井出 明:博士(情報学)
Akira Ide,Ph.D
Associate Prof. Institute of Liberal Arts and Science,Kanazawa Univ.
Visiting Scholar at Reischauer Institute of Japanese Studies, Harvard Univ.

11月6日(水)進化経済学会「企業・産業の進化研究部会」開催案内

進化経済学会会員各位

いつも大変お世話になっております。東京大学MMRC特任助教の黄でございます。
さて、来たる11月6日(水)に開催されます進化経済学会・部会の「企業・産業の進化研究部会」につきまして、下記の通り案内申し上げます。
当日飛び入りでのご参加も大歓迎でございます(参加費無料)。
何卒宜しくお願い申し上げます。
                                      ―記―
■日時:11月6日(水)   18:30~20:00
■場所:東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC)
     東京大学経済学研究科 学術交流棟(小島ホール)5階(中会議室)
■研究発表
<発表者>
千葉工業大学名誉教授  荻林成章 様
<発表タイトル>
「ABMおよび政府統計データによる日本経済の分析」
Analysis of Japanese economy based on government’s statistical data and agent-based modeling of economic systems
<発表要旨>
日本経済はバブル崩壊以降国債残高が再現なく上昇する一方でGDPはほぼ横ばいの状態が約30年間続いている。
この原因を明らかにし必要な方策を検討するため、日本経済のABMモデルを開発し、主なマクロ経済現象をモデルで再現するために必要不可欠なモデル構造を明らかにした上で、そのモデル構造を用いて国債発行による公共投資乗数に及ぼす政府支出の効率性の影響について解析した。
本モデルの基本的特徴は生産中間財、最終消費財の各市場について自由な価格形成を行わせ、各意思決定主体の取引を複式簿記で毎期記帳・決算処理を行い、それらを集計して人工社会の産業連関表を作成し、厳密にGDPを計算する仕組みが実装されている点にある。また、政府支出を市場価格購入と無目的な企業への補助金支出に分類し、総支出に対する補助金支出の割合を非効率度と定義している。
ABM解析の結果、政府支出の非効率度が高くなるほど公共投資乗数は低下すること、およびその原因は企業の貯蓄にあり、企業の投資意欲が低い状態での政府から企業への移転は、企業の貯蓄残高を増加させる一方でGDP向上に貢献しないことが明らかとなった。
更に国内総生産統計および法人企業統計のデータの解析を行った結果、ABM解析と類似の現象が実システムにおいて起こっていることが確認された。すなわち国債発行額の多くが政府から企業への移転となり、それらの資金が十分投資に使われずに企業の利益剰余金残高の増加となって市中を循環しないこと及び企業の生産性低迷、が日本経済の長期停滞の本質的原因であると言える。日本経済再生のためには企業の積極投資と生産性向上及び政府支出の効率化が必須と考える。
ご多用のところ恐れ入りますが、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

黄 巍

観光学研究部会から第40回研究会のお知らせ

進化経済学会員の皆様
観光学研究部会の井出でございます。
昨日は、オータムカンファレンスお疲れさまでした。
観光都市として名を馳せる高山において素晴らしい会となりました
さて直前のご案内となりますが

9月22日新潟で研究会を開催いたします。

進化経済学会第40回研究会
特別講演:杉浦幹夫氏(アーツカウンシル新潟 プログラムディレクター)
演題:「新潟は北陸なのか?」
日時  2019年9月22日(日曜日)17:30-19:00
場所  レンタルスペース・貸会議室西堀
新潟市中央区西堀前通6番町905番地(第二西堀ビル5F)
参加申込は
  https://sites.google.com/site/evolutionandtourism/home?pli=1
こちらのリンクからお進み下さい。
(今回は会場が狭いため、参加を学会員および直接の紹介者に限定させていただきます。
本研究会はサントリー文化財団の助成を受けており、
参加者の皆さまを懇親会にご招待させていただきます。

 

〒920-1192
石川県金沢市角間町
金沢大学国際基幹教育院
准教授 井出 明:博士(情報学)
Tel +81+76+264+5810   Fax +81+76+234+4170
Akira Ide,Ph.D   Associate Prof. Institute of Liberal Arts and Science
Kanazawa Univ.
Kakumacho Kanazawa City, Ishikawa Pref. Japan Postal Code 920-1192

進化経済学会オータムカンファレンス(報告要旨の公開)

進化経済学会会員各位
お世話になっております。
9月12日(木)に開催されますオータムカンファレンスの締切が明日9月2日(月)までになります。
また,すでに参加申込みをされた方で,懇親会に参加される方は,明日までに振込をお願いいたします。
もし都合により間に合わないことなどございましたら,私もしくは事務局宛にご連絡いただければ幸いです。
非常にご多忙中のことと存じますが,みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
なにとぞよろしくお願いいたします。
仙台大会実行委員会
宮﨑義久

9月18日(水)進化経済学会「企業・産業の進化研究部会」開催案内

進化経済学会会員各位

いつも大変お世話になっております。東京大学MMRC特任助教の黄でございます。
さて、来たる9月18日(水)に開催されます進化経済学会・部会の「企業・産業の進化研究部会」につきまして、下記の通り案内申し上げます。
当日飛び入りでのご参加も大歓迎でございます(参加費無料)。
何卒宜しくお願い申し上げます。
                                      ―記―
■日時:9月18日(水)   18:30~20:00
■場所:東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC)
     東京大学経済学研究科 学術交流棟(小島ホール)5階(中会議室)
■研究発表
18:30-19:15
<発表者>
筑波大学ビジネスサイエンス系教授  立本博文 
<発表タイトル>
Evolution of platform business and its impact on ecosystem
<発表要旨>
プラットフォームビジネスの進化により、産業および社会への影響が無視できなくなっている。
プラットフォームビジネスは、
第1世代:オープン標準を戦略的に活用(インテルやマイクロソフト)
第2世代:ネット上のユーザーデータを使ったマッチング(アマゾンやグーグル、フェイスブック)
第3世代:リアル+ネットのデータを用いたバリューチェーン構築(GAFA+日本企業トヨタやコマツ)
というように進化している。Springer本では、第1世代のプラットフォームビジネスをあつかった。
第2世代のプラットフォームビジネスはユーザーの個人データを主に使うため、急激な成長を遂げた反面、大きな社会問題も引き起こした(たとえば、ケンブリッジ・アナリティカ事件(トランプ大統領のネットキャンペーン)やBrexitキャンペーンなど。リクルート・ナビの内定辞退率事件(リクナビDMPフォロー事件)も個人情報を大量に用いるという意味で、同種の背景がある)
第3世代のプラットフォームビジネスは、第1世代と第2世代のテクニックを総動員しながら、さらに、対象をリアルワールドに広げている点に大きな特徴がある。そこでの対象は、自動車産業や物流・小売産業などが挙げられる。
本発表では、前半にSpringer本で説明したプラットフォーム世代(第1世代)を説明し、その後に、あたらしく第2世代のプラットフォームビジネスのメカニズムを説明する。その後に、現在、競争の焦点となっている第3世代のプラットフォームビジネスについて説明する。
参考:日経新聞 経済教室 GAFAと日本企業(上)
19:15-20:00
<発表者>

筑波大学システム情報系准教授  生稲史彦 様
<発表タイトル>

「An evolutionary process of the Home video game in Japan: The effect of platform, submarket and development productivity dilemma」

<発表要旨>
日本の家庭用ゲーム機向けソフトウェア(ゲームソフト)のビジネスは、1980年代に新しい需要を創造することに成功した。だが、2000年代以降はその需要創造の力が衰えた。
本発表では、新しい需要の創造と、需要を喚起する力が衰えたメカニズムを、イノベーションの観点から考察する。考察の結果、プラットフォーム、サブマーケット、開発生産性のディレンマといった現象および要因が、ゲームソフトのビジネスの発展と衰退を規定したことが明らかになる。
ご多用のところ恐れ入りますが、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

進化経済学会「企業・産業の進化研究部会」開催案内

進化経済学会会員各位

いつも大変お世話になっております。東京大学MMRC特任助教の黄でございます。
さて、来たる7月10日(水)に開催されます進化経済学会・部会の「企業・産業の進化研究部会」につきまして、下記の通り案内申し上げます。
当日飛び入りでのご参加も大歓迎でございます(参加費無料)。
何卒宜しくお願い申し上げます。
                                      ―記―
■日時:7月10日(水)   18:30~20:00
■場所:東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC)
     東京大学経済学研究科 学術交流棟(小島ホール)5階(中会議室)
■研究発表
<発表者>
専修大学名誉教授  宮本光晴 様
<発表タイトル>
「日本企業におけるESG行動:コーポレートガバナンスの観点から」
<発表要旨>
 近年、コーポレートガバナンスの新たな展開として、ESGやESG投資に対する関心が高まっている。その前にはCSRやSRI(社会的責任投資)に関心が向けられたのであるが、今回は機関投資家が主役となることにより、E(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)の基準に合致する企業は投資ポートフォリオに組み込み、合致しない企業は除外するという行動が、大きな影響力を発揮している。もちろんすべてではないとしても、このような機関投資家の行動は、シェアホルダー重視からステークホルダー重視の方向に、コーポレートガバナンスの転換あるいは拡張を促すものとみなすことができる。
 では日本企業においてESG/ESG投資はどのように展開されているのか。日本企業はステークホルダー重視のコーポレートガバナンスの典型とみなされてきた。するとCSRあるいはESGも活発に展開されていると予想できる。しかしそうではなく、ESGもESG投資も緒についたばかりで、欧米企業に対する遅れが指摘できる。その理由の1つとして、日本企業のステークホルダー重視は、経営者優位のコーポレートガバナンスを基盤とした内部のステークホルダー重視であるため、ESGが意味する環境(E)と社会(S)に関わる企業外部のステークホルダーに対する関心は後回しにされるということがある。さらに、ESGにおいてはG(ガバナンス)の課題が明示され、企業統治の透明性を高め、社外取締役の増大や経営のダイバーシティの進展が要求されるという意味で、日本企業のコーポレートガバナンス自体が改革の課題となるということがある。
 以上の観点から、まずESG/ESG投資に関して、日本と欧米との比較を行う。次に、Bloombergのデータを用いて、日本企業のESG行動がどのようなガバナンス構造に基づくのかを検証する。さらに、ESG行動が実際に環境(E), 社会(S) の課題に対する関与を高めるのか、環境の課題としてCO2排出量などに関して削減の効果をもたらすのか、社会の課題として女性従業員や女性管理職の活用を高めるように作用するのかを検証する。最後にESG行動と企業パフォーマンスとの関係を検証する。以上の分析を通じて、2000年以降の日本企業のガバナンス改革がESG行動を促進することが発見できると同時に、これをどのように解釈するのかを論じることにする。
ご多用のところ恐れ入りますが、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

黄 巍

制度と統治」部会・研究会(2019年7月6日、大阪)のご案内

会員の皆様
お世話になっております。立教大学の厳成男です。
進化経済学会「制度と統治」部会では、下記の要領で研究会を開催します。
ご興味のある方々のご参加をお待ち申し上げます。
ーーーーー
テーマ:担保の歴史的展開~担保制度及び対象資産の変遷の多面的検討
日 時:2019年7月6日(土曜日)13:00~17:00
会 場:阪南大学あべのハルカスキャンパス()第1セミナー室
開催趣旨:古今東西問わず、担保制度は存在し、様々な種類・形態の盛衰があった。それらはその時々に応じた社会制度的条件の下に、様々な資産を対象として生成、発展、そして衰退をした。本企画はこのような観点に沿って担保史研究会を構成する経済史、経営史、法学といった各研究者が、担保制度及び対象資産の変遷を多面的に検討する。
上記のような古今東西の担保制度や対象資産の変遷を進化という観点で捉えた場合、次のような示唆を与えると考える。まず進化とはある環境下において生存に有利な変異が選択され、やがて優位性を獲得して行くことをいう。決して普遍的に優れていく過程を意味する訳ではない。担保制度においてもある制度やその対象資産がある国のある時代の社会において偶然有利であったから選択されたに過ぎず、それ故に変遷して行ったことが本企画における報告全体を通じて理解されることと思う。
プログラム:
・13:00~13:40 第一報告:宮坂渉(筑波大学)「古代ローマにおける物的担保」
・13:40~14:20 第二報告:池田雄二(阪南大学)「非典型担保の生成と展開」
・14:20~14:40 コーヒー・ブレイク
・14:40~15:20 第三報告:佐藤秀昭(住友史料館)「銀行業・倉庫業の源流としての並合業 明治期住友本店の質物貸金を事例として」
・15:20~16:00 第四報告:金城亜紀(学習院女子大学)「諏訪の製糸金融にみる銀行業と倉庫業のアンバンドンリング」
・16:00~17:00 全体討論
司会・コメンテーター:高橋秀直(筑波大学)
*研究会のチラシを添付いたしますので、ご参照ください。
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どうぞよろしくお願いいたします。
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厳 成男(げん せいなん)
立教大学経済学部
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
Tel / Fax:03-3985-2333(内線2333)
E-mail:chn-yan@rikkyo.ac.jp
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Chengnan YAN
Faculty of Economics, Rikkyo University,
Address:3-34-1 Nishi-ikebukuro, Toshima-ku,
Tokyo 171-8501, JAPAN
Tel / Fax:+81(0)3-3985-2333
E-mail:chn-yan@rikkyo.ac.jp
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5月22日(水)進化経済学会「企業・産業の進化研究部会」開催案内

進化経済学会会員各位
いつも大変お世話になっております。東京大学MMRC特任助教の黄でございます。
さて、来たる5月22日(水)に開催されます進化経済学会・部会の「企業・産業の進化研究部会」につきまして、下記の通り案内申し上げます。
当日飛び入りでのご参加も大歓迎でございます(参加費無料)。
何卒宜しくお願い申し上げます。
                                      ―記―
■日時:5月22日(水)   18:30~20:00
■場所:東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC)
     東京大学経済学研究科 学術交流棟(小島ホール)5階(中会議室)
■研究発表
18:30-19:15
<発表者>
大阪市立大学名誉教授、元中央大学教授  塩沢由典 様
<発表タイトル>
「国際経営論の基礎としての国際価値論」
<発表要旨>
国際貿易論は、経済学の創始の時代からの理論ですが、比較生産費説を厳密に使うには、いろいろ困難が多く、国際貿易状況における経済学・経営学の展開に大きな支障となってきました。しかし、今回のFujimoto & Ikuine 編第2章 Shiozawa & Fujimoto により、経営学にとっても使いやすい国際価値論(国際貿易状況における各国賃金と製品価格の理論)が提示できたと考えています。今回は、第2章の骨子をさらに分かりやすく説明し、利用上の留意点や学説史上の位置づけなどについて報告します。
19:15-20:00
<発表者>
東京大学経済学研究科  特任助教  黄巍 様
横浜国立大学大学院環境情報研究院  教授  安本雅典 様
<発表タイトル>
「Investigating the Creation and Diffusion of Knowledge for Demand Creation: The Case of the Telecommunications Industry」
<発表要旨>
技術やシステムが高度に複雑化していく中で、標準化によって技術仕様を共通化し、相互接続性を確保しておくことが不可欠である。特に情報通信産業を代表とした分野においては、複数の企業が協調することによって技術の標準化が進められている。リーディング企業が標準仕様を形成・具現化するのに必須な知財を通じてエコシステムの基盤となる技術を提供している。今回はFujimoto & Ikuine 編(2018)第13章Huang, Yasumoto & Shiu(2018)について報告する。本研究は移動体通信産業における標準必須特許を対象に、引用ネットワーク分析でリーディング企業のポジションを可視化した上で、ケース分析を通じて優れたIPマネジメントをもたらす要因などについて考察する。
ご多用のところ恐れ入りますが、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

現代日本の経済制度部会・研究会のご案内

進化経済学会会員の皆様,

お世話になっております。阪南大学の西洋です。

進化経済学会・現代日本の経済制度部会では,下記の要領で6月15日土曜日に静岡市にて2019年度第1回の研究会を行います。

みなさま,奮ってご参加ください。

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テーマ;金融・福祉・構造変化

日時:2019年6月15日(土)

場所:静岡市産学交流センター「B-nest」(ビネスト)演習室3

3:00 はじめに

13:10~14:20第1報告「バランスシートから見る米国大企業の金融化の実態」

報告者:小倉将志郎(駒澤大学)

コメンテーター:原田裕治(摂南大学)

14:20~15:30第2報告「フランスの貧困青年の就労支援をめぐる政策論争の変遷」

報告者:松原仁美(静岡大学)

コメンテーター:平野泰朗(福岡県立大学名誉教授)

15:50~17:00第3報告「Does structural change matter in the profit rate dynamics? -evidence from OECD countries」

報告者:嶋野智仁(松山大学)

コメンテーター:植村博恭(横浜国立大学)

17:00 まとめと連絡

懇親会

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研究会終了後は,静岡駅近辺にて懇親会を開催いたします。こちらのほうにもどうぞご参加ください。

懇親会にご参加をご希望の方は6月8日までに西

nishi@hannan-u.ac.jp

までにご連絡ください。

以上,どうかよろしくお願いいたします。

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Hiroshi Nishi Ph.D

Professor, Hannan University

A:5-4-33, Amami Higashi, Matsubara, Osaka 580-8502, Japan

E: nishi@hannan-u.ac.jp

E: nishi.hiroshi@gmail.com

W: https://sites.google.com/view/hiroshinishi/home