12/17(火)観光学研究部会からのお知らせ
進化経済学会観光学研究部会
第53回研究会を下記の通り開催いたします。
ウィキペディアを用いた地域情報の一元化は昨今の流行のテーマであり
この分野の第一人者である中俣保志先生からお話をいただきます。
【招待講演】
ウィキペディアと”まちづくり”
12月17日 18:30から質疑応答含め90分程度
講師 中俣 保志氏 (香川短期大学 教授)
2012年にイギリスの地方都市で、地域の情報をウィキペディア(英語版)の記事として作成することで、デジタル上の地域資料作成を行う”ウィキペディアタウン”というプロジェクトが始まりました。日本でも各地で、2013年から2023年までで累計360回以上実施されています。ウィキペディアン(ウィキペディアの編集を積極的に行うウィキペディアのユーザー)の協力を得て、地域の情報関係の実践者や地域の基幹団体、公共図書館関係者により開催されています。本報告では、地域の資料のデジタル化や各種の図書館等アーカイブズとの相性も良く、ローカルな社会情報整備としても注目を集めている同実践に関して、意義や抱える課題、さらに将来的な可能性について、社会情報学的な観点から考察します。
観光学研究部会のホームページからお申し込みください。