第30回大会(下関大会)の参加事前登録の開始(締切:2026年3月5日)

進化経済学会会員 各位

2025年度進化経済学会第30回大会は、2026年3月14日(土)・15日(日)の2日間にわたり、山口県下関市で開催されます。

大会会場は、下関市生涯学習プラザ(下関市細江町3−1−1)です。また14日午後7時からの懇親会は、市立しものせき水族館「海響館」・イルカの見える・ストランで行います(大会会場から懇親会会場までは送迎バスが出ます)。下関ならではのおもてなしができればと考えています。

つきましては、30回大会の参加事前登録を開始いたします。

下記のURLの事前登録フォームにご記入の上、ご送信ください。

https://forms.gle/PeVCvmzP5Bjt5DeAA

事前登録の締切は、2026年3月5です。

大会参加費と懇親会費については、事前振込をお願いしております。何卒ご協力のほどをお願い申し上げます(振込先については、上記のフォーム内に記載しております。ご確認のほどをお願い申し上げます。)

なお、宿泊については早めの予約をお勧めします。学会HPの大会サイト(https://jafee.org/shimonoseki%202025/)に下関市の宿泊情報を載せていますので、ご参照ください。

下関市での宿泊の予約が困難な場合には、対岸の小倉駅周辺もご検討ください。JR小倉駅からJR下関駅までは17分で、下関駅から大会会場までは徒歩10分ほどです。

多くの会員の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

第30回大会実行委員会

委員長 磯谷明徳

事務局長 猿渡 剛

     佐藤佑一

[延期]企業・産業の進化研究部会・研究会のご案内(11/26 水曜日 18時30分開始)

進化経済学会会員 各位

平素より大変お世話になっております。
2025年11月26日(水)18時30分より、進化経済学会・部会の「企業・産業の進化研究部会」を開催予定でございましたが、

事務局の都合のため、甚だ勝手ではございますが、「延期」とさせていただきたく存じます。

直前のご連絡となり、ご予定をいただいていた学会会員の先生方に多大なるご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。

あらためまして、来年の1月または2月に開催いたしたく存じます。

日程が決まり次第、ご連絡申し上げます。

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12/20 現代日本の経済制度部会第3回研究会のご案内

現代日本の経済制度部会では,下記の要領で今年度3回目の研究会を開催いたします。

今回は,塩沢由典先生にSMTの理論はPKのミクロ的基礎になりうるか,それは他の経済理論に対してどのようなアドバンテージを有するのかなどをお話いただきます。また,多田悠紀先生には黒瀬一弘先生との共著をもとに,日本の非伝統的金融政策と公正金利ルール(パシネッティルール)が,わがくにの所得分配や需要に及ぼした影響についてVARを用いて検証した研究の成果をご報告いただきます。以上をつうじて,制度と進化の政治経済学の深さを理論と実証の両面から考えてみたいと思います。ご関心をお持ちの方は,どうぞ奮ってご参加ください。

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企業・産業の進化研究部会・研究会のご案内(10/8 水曜日 18時30分開始)

2025年10月8日(水)に進化経済学会・部会の「企業・産業の進化研究部会」を開催いたします。
つきましては、下記の通り案内申し上げます。
当日飛び入りでのご参加も大歓迎でございます(参加費無料)。
何卒宜しくお願い申し上げます。

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第27回アメリカ経済思想史研究会(11/1)開催のお知らせ

今年度のアメリカ経済思想史研究会についてご連絡いたします。今年度は、11/1(土)に日本大学経済学部(水道橋校舎)で対面にて開催いたします。午前中から開始します。

開場設営の関係上、ご参加の方は下記のフォームからお申し込みください。そのさい、懇親会への参加を希望される方は、10/20(月)までに必ず同フォームから出席についてお知らせください。
https://forms.gle/WdbovEV9cAw2vRBT9

ご多忙のこととは存じますが、ふるってご参加ください。

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2025年度学会賞・奨励賞決定

2025年9月13日に開催された理事会において、第10回進化経済学会学会賞を有賀裕二会員に、また第6回進化経済学会奨励賞を赤木茅、王陽雨子両会員に贈ることが決定されました。受賞者のみなさまおめでとうございます。来春3月の大会において授与式と受賞記念講演が行われます。

以下に授賞理由とともにお知らせいたします。(学会賞のページにも掲載しています。)

【学会賞】

 有賀 裕二 会員

対象著作:Yuji Aruka, Evolutionary Economics. Springer 2024

本著は有賀氏の40年以上にわたる学術的探究の成果であり、進化経済学の異形的な教科書でもある。主流派経済学の思想的限界を理想状態を追い求めるプラトン的なものとし、それを乗り越える理論的枠組みとして「アリストテレス的アーキテクチャ」を構築・提唱している。

 アリストテレス的アーキテクチャを実現するにあたって、古典的な著作だけでなく、複雑系経済学やネットワーク科学といった近年に発展が著しい諸科学の手法を統合し、古典的問題に新しい光を当てた。

【奨励賞】2点

 赤木 茅 会員

対象著作:Kaya Akagi, “What does e-invoice data bring to SNA and real-time economy?”, Journal of Economic Structures, Vol. 13, Article 15 (2024)

本論文は、電子インボイス(e-invoice)データの活用によって、国民経済計算体系(SNA)およびリアルタイム経済(RTE)の構築に新たな可能性を提示するものであり、進化経済学の方法論的革新に資する優れた研究成果である。特に、経済統計のリアルタイム化に向けた構想力、交換代数(Exchange Algebra)による記述、制度的・技術的課題への包括的視野、実務応用への展望と国際的意義の点で理論的・実務的貢献が顕著であると評価した。

本研究は、若手研究者による挑戦的かつ独創的な試みであり、進化経済学の理論的深化と制度的応用の架橋を目指す姿勢は、奨励賞の趣旨に合致すると高く評価された。

 王 陽雨子 会員

対象著作:Yangyuzi Wang, “Stability of price and quantity to a long-run equilibrium: a dynamic Leontief model with bounded rationality,” Evolutionary and Institutional Economics Review, Vol. 21, pp. 349–372 (2024)

本論文は、投入産出モデルにおける価格と数量の動学的安定性という古典的課題に対し、資本の不完全活用と限定合理性を導入することで、従来の「二重安定性の逆説」を乗り越える新たな理論枠組みを提示した。特に、価格と数量の調整過程を分離し、それぞれに異なる学習メカニズムを導入することで、経済主体の期待形成と行動を進化的に捉えるアプローチは、進化経済学の方法論的多様性と制度的リアリズムを体現したものである。

また、Morishima、Aoki、Shiozawaらの先行研究との批判的対話を通じて、固定資本の扱いや技術選択の問題に新たな視座を提供しており、今後の発展可能性も大いに期待される。数理的厳密性と経済的直観を両立させた本研究は、若手研究者による挑戦的かつ独創的な成果として高く評価された。

2025年度オータムコンファレンス

オータムコンファレンス

  • 日時:2025年9月13日(土) 13時~17時
  • 会場:下関市立大学 本館Ⅰ棟 Ⅰ- 206教室(〒751-8510 山口県下関市大学町2-1-1)
  • 17時30分より、懇親会を下関市大・厚生会館内食堂にて開催します。
    • 懇親会にご出席いただける方々には、懇親会費の事前振込(9月5日まで)をお願いしています。何卒ご協力のほどをお願い申し上げます(当日のご参加も受け付けます。当日、受付にてお申し出ていただけますればと存じます)。

タイムテーブル

司会(座長): 橋本 敬(北陸先端科学技術大学院大学:学会副会長)

  • 13:00-13:05:開会挨拶(吉田雅明会長)
  • 13:05-13:55:梶谷 懐 先生(神戸大学)
    • 「企業間取引の秩序学:中国の電子産業からの視点」
  • 14:00-14:50:永田 晃也 先生(北陸先端科学技術大学院大学)
    • 「イノベーション・エコシステムの進化における制度の役割」
  • 15:00-15:50:徳丸 宣穂 先生(関西大学)
    • 「社会的ニーズ指向のイノベーションと「イノベーション公共空間」:その制度的基礎」
  • 16:00-17:10:パネルディスカッション+全体討論
  • 17:30- :懇親会(下関市立大学・厚生会館内食堂)

9/18(木)「北海道・東北部会」14:30から

お世話になっております。宮城大学の宮﨑と申します。ご案内が遅くなってしまい,大変申し訳ございません。下記のスケジュールで,研究会を開催予定です。

日時:2025年9月18日(木)14:30-17:00

場所:北海学園大学(豊平キャンパス) 7号館D40教室

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10/24(金)「現代日本の経済制度部会」第2回研究会

現代日本の経済制度部会第2回研究会(名古屋大学大学院経済学研究科・課題設定型ワークショップ「社会経済研究」との共催)

日時:10月24日(金)14時45分~17時30分 
場所:名古屋大学東山キャンパス・経済学部棟4階演習室416
https://www2.soec.nagoya-u.ac.jp/access

14時45分~15時15分:植村博恭(横浜国立大学名誉教授)「山田鋭夫「ウェルビーイングの経済学」・平野泰朗「プラットフォーム資本主義論」の画期的意義:市民社会認識とレギュラシオン国際共同研究の観点から」

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