企業・産業の進化研究部会・研究会のご案内(10/8 水曜日 18時30分開始)

2025年10月8日(水)に進化経済学会・部会の「企業・産業の進化研究部会」を開催いたします。
つきましては、下記の通り案内申し上げます。
当日飛び入りでのご参加も大歓迎でございます(参加費無料)。
何卒宜しくお願い申し上げます。

                                   —記—

■日時:2025年10月8日(水) 18:30-20:30
■場所:東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC)
東京大学経済学研究科 学術交流棟(小島ホール)5階(中会議室)
   地図:https://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/access/index.html

■研究発表
<発表者1>
藤本隆宏(早稲田大学教授・東京大学名誉教授)
<発表1タイトル>
「工場史」とは何か

<発表者2>
福澤光啓(成蹊大学教授)
<発表2タイトル>
危機を乗り越え進化し続けた強靭な現場とその閉鎖:「ソニー美濃加茂」工場史

<発表1と2の要旨>
1990年からの30年間、円高等により国内の産業構造が大きく変わった時期に、製造業における生産現場は生き残りをかけてどのように行動してきたのか。
この問いに、単なる「企業」という視点だけでは捉えられない、執拗な観察と緻密な資料で迫る研究プロジェクトが「工場史」である。
この「工場史」プロジェクトの全体像と意義について論じ、具体的な事例として「ソニー美濃加茂」の奮闘の歴史に焦点を当てる。

福澤光啓 (Mitsuhiro FUKUZAWA)