12/20 現代日本の経済制度部会第3回研究会のご案内

現代日本の経済制度部会では,下記の要領で今年度3回目の研究会を開催いたします。

今回は,塩沢由典先生にSMTの理論はPKのミクロ的基礎になりうるか,それは他の経済理論に対してどのようなアドバンテージを有するのかなどをお話いただきます。また,多田悠紀先生には黒瀬一弘先生との共著をもとに,日本の非伝統的金融政策と公正金利ルール(パシネッティルール)が,わがくにの所得分配や需要に及ぼした影響についてVARを用いて検証した研究の成果をご報告いただきます。以上をつうじて,制度と進化の政治経済学の深さを理論と実証の両面から考えてみたいと思います。ご関心をお持ちの方は,どうぞ奮ってご参加ください。

現代日本の経済制度部会:2025年度第3回研究会
日時:2025年12月20日(土)13:30~
場所:OIT梅田タワー セミナー室 202
テーマ:制度と進化の政治経済学の深化に向けて:理論と実証の対話13時30分前 はじめに

13時30分~ 塩沢由典(大阪公立大・名誉)「ポスト・ケインズ経済学の全体ビジョン」(報告45分;ディスカッション45分)

15時30分~ 多田悠紀(Sciences Po Campus du Havre)「The Pasinetti Index and the Rise of Inequality in the Age of Unconventional Monetary Policy in Japan」(報告45分;ディスカッション45分)

世話人:西洋(立命館大学)

なお,同日18時ごろから梅田で懇親会を開きます。懇親会参加をご希望の方は,12月12日(金)までに下記フォームに必要事項をご入力ください。https://forms.gle/oa3f4UgNbfTEYYqh6

以上,よろしくお願いいたします。

西