8/30観光学研究部会からのお知らせ

観光学研究部会では、

日本観光学会中部支部、観光経済経営研究会との共催により、2025年8月30日に南山大学(&オンライン)においてダークツーリズムの特別セッションを行います。会員からの報告も募集していますし、聴講のみの方も歓迎致します。

以下に発表申し込み要領を記しましたので、ご希望の方はこちらからお申し込みください。私、井出に問い合わせをいただいても結構です。積極的な参加をお待ちしております。

参加と研究報告の申込: 参加と報告の申し込みは、

https://forms.gle/eLWwqsAABxzktQ2J6 

氏名・所属(複数の場合は全員)、連絡先(電子メールアドレス、携帯電話等の電話番号)、報告者は論題、要旨(200 字程度)を入力し、2025年6月30日(月)までにお送りください。

【開催概要】

『戦後 80 年のダークツーリズム―観光資源としての新たな可能性を探る―』
特別セッションは 15 時頃から 2 時間程度開催します。
※特別セッションは会員以外の一般の方にもご参加頂けます。
趣旨: 戦争や災害等の遺構を訪問し、負の歴史を通じて深い学びとなるダークツーリズムへの関心が
高まっています。日本は太平洋戦争で戦場となったことで多くの戦争遺構があり、それらを活用した平
和学習のための教育旅行で沖縄や広島・長崎には多くの生徒が訪れています。
戦後 80 年を迎え、戦争遺構の風化や戦争経験者の高齢化、負の遺産であり住民感情から観光資源と
して積極的に活用されていないなどダークツーリズムには様々な課題があります。本セッションでは各
発表とディスカッションを通じて、戦争遺構の活用によるダークツーリズムの新たな展開を考えます。
発表内容:
井出明「日本のダークツーリズムの意義と課題」(仮題)
・ダークツーリズムの定義と意義
・日本のダークツーリズムの現状と課題、展望
水野英雄「観光資源としての戦争遺構とダークツーリズム」(仮題)
・戦争遺構の劣化と維持管理の費用の捻出
・ダークツーリズムによる経済波及効果の拡大
・インバウンド向けの取組
他、発表2~3件を予定。(椙山女学園大学の学生による愛知県内での戦争遺構の調査に関する発表も
予定しています。)
その後でディスカッション 30 分程度。