4月10日(水)進化経済学会「企業・産業の進化研究部会」開催案内
進化経済学会会員各位
いつも大変お世話になっております。 東京大学MMRC特任助教の黄でございます。
さて、来たる4月10日(水)に開催されます進化経済学会・ 部会の「企業・産業の進化研究部会」につきまして、 下記の通り案内申し上げます。
当日飛び入りでのご参加も大歓迎でございます(参加費無料)。
何卒宜しくお願い申し上げます。
―記―
■日時:4月10日(水) 18:30~20:00
■場所:東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC)
東京大学経済学研究科 学術交流棟(小島ホール)5階(中会議室)
■研究発表
18:30-19:00
<発表者>
東京大学経済学研究科 教授 藤本隆宏 様
筑波大学システム情報系 准教授 生稲史彦 様
<発表タイトル>
「Industrial Competitiveness and Design Evolution (Springer)の全体像」
<発表要旨>
昨年出版したIndustrial Competitiveness and Design Evolution (Springer)は、藤本・生稲が編集し、若手・中堅・ ベテラン研究者のコラボレーションという形で、 企業および産業における能力構築およびアーキテクチャ進化が産業 競争力を左右するというトライアングル構造の進化論理を用いつつ 、現在進行中のデジタル界(重さのない世界) と環境制約の強まるフィジカル界(重さのある世界) を統合的に分析する枠組を提案した。その概要を説明する。
19:00-20:00
<発表者>
成蹊大学経済学部 准教授 福澤光啓 様
<発表タイトル>
「しぶとい現場が持つ特徴とは?: 国内電機メーカーの事業所調査より」
<発表要旨>
国際競争において厳しい環境に直面しながらも、 しぶとく生き残り続けてきた国内生産現場は、 どのような特徴を有しているのだろうか?この問いに対して、 Fujimoto & Ikuine 編(2018)第7章 Fukuzawa, Inamizu, Shintaku, Yokozawa, Suzuki (2018)では、 日本の電機メーカーの事業所を対象とする聞き取りと質問紙調査に もとづいた考察が行われており、その内容について報告する。
ご多用のところ恐れ入りますが、 皆様のお越しを心よりお待ちしております。
黄巍