現代日本の経済制度部会第3回研究会のご案内(オンライン配信URL付)
進化経済学会会員のみなさま
進化経済学会現代日本の経済制度部会では,ケインズ学会中部部会との共催で,今年度3回目の研究会を下記のとおり開催いたします。
現在のところ対面とオンラインを併用したハイブリッド開催を予定しています(ただし,新型コロナウイルス感染症の状況により,オンライン開催となる場合があります)。
Japan Association for Evolutionary Economics, Since 1997
進化経済学会会員のみなさま
進化経済学会現代日本の経済制度部会では,ケインズ学会中部部会との共催で,今年度3回目の研究会を下記のとおり開催いたします。
現在のところ対面とオンラインを併用したハイブリッド開催を予定しています(ただし,新型コロナウイルス感染症の状況により,オンライン開催となる場合があります)。
観光学研究部会の井出でございます
約3年ぶりに、対面での研究会を実施いたします。
時節柄、公式の懇親会は設定しませんが、
この時期の北陸は美味しいものに溢れているため、
こちらも楽しみにお越しください。
Read More進化経済学会会員の皆様
関西大学の北川亘太と申します。
少し先の話になりますが、11月12日(土)の「制度と統治」部会の開催をお知らせします。
本年3月、立命館大学の金森絵里先生が『原子力発電の会計制度』を出版されました。
Read More会員各位
有賀でございます。
立秋も過ぎたところですが、皆様ご清祥のことと存じます。
6月にJAFEEモノグラフシリーズEESCSより
Digital Designs for Money, Markets, and Social Dilemmas
https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-19-0937-5
を公刊いたしました。
進化経済学会・現代日本の経済制度部会では本学会会員,塩沢由典先生,森岡真史先生,谷口和久先生が2019年に出版されたShiozawa, Yoshinori; Morioka, Masashi; Taniguchi, Kazuhisa, Microfoundations of Evolutionary Economics, Springer, 2019(通称:SMT)をめぐってシンポジウムを9月3日土曜日に東京で開催いたします。
このシンポジウムではSMTの3名の執筆者からその狙いや意義,進化経済学や経済学における課題などをご提起いただき,コメンテータからのコメントを交えながら,参加者間でSMTをどのように学び,活かし,あるいは批判していくのか,相互理解を深めていきたいと考えています。SMTをめぐっては,Evolutionary and institutional economics reviewでの井上義朗先生の書評,Review of evolutionary and political economyでのマーク・ラヴォアの書評,Metroeconomicaでも国内外の研究者によるシンポジウムが企画されるなど,国際的にも大きなインパクトを与えています。
Read More現代日本の経済制度部会は5/22に九州大学の浦川邦夫先生と大月短期大学の内藤敦之先生をお招きして,「ウェルビーイングと人間形成主導型成長レジームの基盤を考える」研究会を開催いたします。
参加は自由ですので,ご関心をお持ちの方は奮ってご参加ください。宜しくお願い致します。
Read More日時:2022年2月19日13:25-
場所:オンライン開催
テーマ:「競合する現代の政治・経済・諸制度」
13:25-13:30はじめに
第一報告:13:30-14:40(報告30分,討論40分)
磯谷明徳(下関市立大学)「G.M. Hodgson, Liberal Solidarity, Edward Elgar, 2021を読む」
第二報告:14:40-15:50(報告30分,討論40分)
王佳(上海社会科学院)「中国の不動産市場にかかわる諸制度の変化と不動産市場の行方」
10分休憩
第三報告:16:00-17:10(報告30分,討論40分)
安藤順彦(名古屋大学・院)「労働市場の制度的補完性が所得格差に与える影響:OECD諸国のパネルデータを用いた分析」
17:10-17:15まとめと連絡
Read Moreテーマ:迷走する日本銀行
報告者:服部茂幸(同志社大学)
日時:2021年12月26日(日曜日)14:00~17:00
会場:Zoom会議・URL:https://rikkyo-ac-jp.zoom.us/j/82010725787?pwd=MDRLWWNmSHRpVHhIaS9jR2ZReXlZUT09
ミーティングID: 820 1072 5787
パスコード: 586644
※参加自由・事前予約不要
報告要旨: 「事実の核心として、連邦準備制度は正しいことを正しい方法で正しい時に行うべきだというキラキラした一般論についてのみ合意がある。正しい時と正しいことをいかに知るかについての合意はない。一度合意をテストすると、合意の見せかけは溶解する」(Friedman, 1969, p.209)。 二一世紀の初めには、新しいマクロ経済学の合意という金融政策についての合意があった。それは、金融政策は短期利子率の操作によって、インフレ率を二%程度に安定化させなければならないというものだった。それが達成できれば、実体経済も自ずから完全雇用の水準で安定化するとされていた。この合意の大部分はフリードマンの経済学に依拠している。これが正しいとすると、世界金融危機が起こり、その後、アメリカと世界の経済が停滞するということはあり得ない。 ところが、二〇〇八年には世界金融危機が起き、その後、アメリカと世界の経済は停滞する。主流の経済学では理論的に起こり得ないとされてきたことが、起こったのである。こうして世界金融危機においても、見せかけの合意はテストによって不合格となり、溶解した。失敗はこれで終わりではない。FRBなどのアメリカの政府は、危機後、アメリカはV字回復を遂げると予想した。実際はL字回復に留まっている。今度は理論的に起きるとされていたことが起きなかった。 日本では、一九九〇年代以来、長期停滞が続いている。リフレ派というと一部の経済学者は、その理由は日本銀行が金融を十分に緩和せずに、デフレを放置していることにあると主張していた。そして、二〇一三年、黒田東彦が日本銀行総裁となり、リフレ派の理論にしたがった金融政策を行う。その後、八年以上が経過しているが、日本の消費者物価上昇率が目標の二%に達する見込みは全くない。再び、理論的に起こるとされていたことが、起こらない。 誤った経済学を捨て、正しい経済学を築き、広めていくことは、我々経済学者の責務と言えよう。(服部茂幸『グローバル金融資本主義の危機―混迷の世界と経済学』(近刊)草稿より抜粋)
日時:11月21日14:30〜17:50
司会:原田裕治(摂南大学)
テーマ:「現代資本主義の多様性とレジリエンスを考える」
14:30〜:はじめに
14:35〜16:05:第一報告(報告50分・ディスカッション40分)藤田菜々子(名古屋市立大学)
「ミラノヴィッチ『資本主義だけ残った』の諸論点とレギュラシオン理論」
5分の休憩
16:10〜17:40:第二報告(報告50分・ディスカッション40分)西洋(阪南大学)
「経済的レジリエンスに関する諸研究:概念と測定を中心に」
17:40〜:まとめと連絡
研究会サイト
https://researchmap.jp/read0143958/research_blogs
Zoomサイト—
トピック: 現代日本の経済制度部会
時間: 2021年11月21日 02:30 PM 大阪、札幌、東京
Zoomミーティングに参加する
https://us02web.zoom.us/j/84051828133?pwd=d2pMcUt5TXZqVmh4OFAvQVZFMDMzZz09
ミーティングID: 840 5182 8133
パスコード: EPA0UQ
連絡先
Hiroshi Nishi, Ph,D.
Professor, Hannan University
A:5-4-33, Amami Higashi, Matsubara, Osaka 580-8502, Japan
テーマ:公正社会と適正価値の実現から離れてゆく日銀の金融政策
日時:2021年10月31日(日曜日)14:00~17:00
会場:Zoom会議
・URL:https://rikkyo-ac-jp.zoom.us/j/3171936289?pwd=QTRmbHdLUWZDN3RQTmRubk9qdERqQT09
ミーティングID: 317 193 6289
パスコード: 4MLw4f
プログラム:
・14:00~14:50 第一報告 宇仁宏幸(追手門学院大学経済学部):「J.R.コモンズの適正価値論の再評価―現代政治哲学の議論を踏まえて」
・14:50~15:30 質疑応答
・15:30~16:20 第二報告 服部茂幸 (同志社大学商学部):「迷走する日本銀行」
・16:20~17:00 質疑応答
連絡先:
厳 成男(げん せいなん)立教大学経済学部
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
Tel / Fax:03-3985-2333(内線2333)
E-mail:chn-yan@rikkyo.ac.jp