3/10(金)第5回「制度と統治」部会:『制度経済学講義』を読む
「制度と統治部会」2022年度第5回研究会を2023年3月10日(金)に開催いたしますので、ご連絡申し上げます。万障お繰り合わせの上、ふるってご参加くださいますようよろしくお願い申し上げます。
今月末、部会のメンバーによる制度経済学の教科書(藤田真哉・北川亘太・宇仁宏幸著『現代制度経済学講義』ナカニシヤ出版)が刊行されます。
私見ながら、この教科書では、J.R.コモンズ制度経済学とポスト・ケインズ派の知見を存分に活かし、また、マルクス派やレギュラシオン派などの知見も活用しながら、まず、制度経済学のものの見方や分析枠組みを提示することが試みられています。そのうえで、同書は、それらの枠組みを用いて現代資本主義を理解するための諸論点について独創的な分析を行うことで、制度経済学を学んで応用することの魅力を学生(そして研究者)に伝えることを目標とすべく執筆されました。
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